16 何者でもいい ~性の多様性~

自分の性が分からない…?こう思い悩んでいる方も多いと思います。私自身も自分の性が、よく分からない。私の場合、性自認は女性、性の対象は異性なのか同性なのか、よく分からない、ただ恋愛対象は女性であり…かと言って、男性になりたいわけでもなく。ここに書くことも恥ずかしいことだけど、時々、性的な…動画を見ることもあります。その時に、何か男性の目線で女性を見ている自分もいて…そんなことをした後に、“いったい自分は何者なのか…”、満たされない色々な気持ちや、自分自身の性の複雑さに、涙が出ることもありました。

レズビアンなのか?バイセクシャルなのか?性同一性障害でもあるのか?色々と思い悩んだ過去もありました。世の中に、「男性」と「女性」という区分しかないなら、女性と恋愛できる男性がうらやましかったり。女性であり、男性でもあるような、いや、女性でも、男性でもないような、もはや、よく分からない…といった感じなのです。こんな風にきっと、自分の性が何であるか、見つけようとしている方も多いはずなのです。とてもよく分かります、とても…私自身も、ずっと思春期の頃から悩んできたことでもありました。けれども、最近分かったこと、それは、“私は何者でもいい”ということ。定義をしようとするから苦しく、ややこしくもあり、100人いれば100通りの性があるように、自分は自分、他の誰でもない、自分なのです。

人はラベルを付けたがる、だから、違いが生まれ、普通か普通かでないみたいな認識ができてしまう。世の中、世界中、たくさんの人がいて、国籍に人種に、考え方も様々、性のことに限らず言えることでもあるけれど。この数十年で、性の多様性については、今では色んな情報があり、公表をしている有名人なんかも多い。そして色んな方々が、セクシャルマイノリティについて、頑張って活動をしています。社会で認識されるためだったり、差別や人権に戦う人、悩んでいる方を支える人。そうした方々のおかげもあり、世の中で性の多様性が知られるようになったことは嬉しい、けどまだ何か、クローズドな世界で、活動をする方々も、悩み相談する人も、細々と肩身が狭い思いをしているような…。

以前、セクシャルマイノリティについて、「問題にするから問題になる。本当は問題ではないのに…。」と言われことがありました。ラベルを付けたがるから、普通か普通でないという認識が生まれてしまう…。色んな性の人がいて、これからはジェンダーレスの時代。性の多様性を認め合い、受け入れられる社会に、色んな性の人たちが、“違い”ではなく、”一緒”という認識で、つながっていく社会になって欲しいと、心から思います。そうすれば、セクシャルマイノリティの人たちが、もっと、気軽に人に自分の性のことを打ち明け、自分らしく生きられるようになると思うのです。そんなことのために、自分が考え、社会にできることが私にもあると思っています。

あなたは、あなた。何者であってもいい。他の誰でもない、あなたなのです。

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