07  気持ちを解放した、人生で最も濃い数か月

彼女に想いを伝えてからの、数か月…これほどまでに感情が揺さぶられたことは、今までありませんでした。感情を解放してからの、心境の変化を綴りたいと思います。

彼女に対しての想い、過去の出来事やトラウマ、深い部分だと女性に対しての気持ち、自分の性について…今まで閉じ込めていた、すべての、色んな感情が出てきたのです。頭の中は色んな思いがぐるぐるまわり、心臓がバクバクするような。出したことのない感情だったので、自分でもどう処理したらいいのか分からなかったというか。とにかく感情が一気に噴き出たのです、それはまるでダムがあふれかえっているような感じで。全くなんにも手につかない状況がしばらく続きました。

はじめは、告白を彼女がどう感じているのか、真意が全く分かりませんでした。気持ちを受け止めてはくれたけど、友人としてこれからもなのか…それ以上に気持ちを持ってくれているのか…だだ分かることは、断られてはいない、嫌がられてはいないということだけでした。

進むということは、不安も生まれるということ。好きになる恐怖。傷つきたくない、嫌われたくない、苦しい、逃げたい、どうせ無理だ、忘れよう、という感情がうずまいていました。やっぱり好きでいるなんて辞めよう、何度もあきらめかけました。本当に怖かった…もし、また失恋するようになれば、もし、彼女を友人としても失うようなことになれば、今度こそ、私は死にたいくらい、落ち込むかもしれない…今までの分を含め、とどめを刺すかもしれない…。何か胸がえぐられるような、そんな心境でした。

1日1日気持ちが不安定、一喜一憂している、心身披露している。いつになったら気持ちが落ち着くんだろう、落ち着きたい…。家族とも離れて一人でいたかったし、自分の気持ちと向き合うのが精いっぱいな毎日。彼女のことばかり考えて、以前のような、自分の平穏な時間がなくなってしまったような感じ。でも、落ち着きたいけど、他の何にも気持ちを向くことができないと分かってから、今は無理なんだ、抜け殻でもいいじゃないか、そう自分を許すことにしました。

苦しくても、苦しいと言いながら進む…そんな毎日、ひたすら自分の感情と向き合い、感じ続けました。思っている感情、考えたことを日記に付けていきました。こう思ってた、こうだったんだ、向き合い続けたことで、次第に感情が自分の中で取り込まれ、落ち着いていく…そんな感覚を覚えました。そして、私は、素直な気持ちで彼女に接しよう、恋愛は常に相手。思いやりを持ち、彼女を喜ばせることをしてあげたい。そんな思いで、明るく楽しく恋愛を楽しもう、やれるだけやったら、ダメでもあきらめがつくはずだと。

状況は変わらないようで、でも、おとといより昨日が、昨日より今日が、変化している。心の持ち方や状況が、思えば、1か月前、2か月前とは、変わっている、彼女との関係も進展している、確実に変わっているのだと。どんなに心が揺れたとしても、過去でも、未来でもなく、今を懸命に生きることでしかなく、信じて進むこと。そんな風に自分に言い聞かせてすごして来ました。辛い気持ちはずっとは続かない、必ず突き抜ける日が来る、そうなのだと思います。自分の感情と向き合い続け、信じて進めば、その思いは必ず相手に伝わるものだと。

自分自身が少し冷静に、落ち着いて来たと同時に、彼女の気持ちを少しずつ感じられるようになっていきました。不安や焦りから、嬉しい気持ちに変化していきます。告白から始まり、自分と向き合い、必死に、弱ささえさらけ出し…。それが彼女の心を動かしている。今までずっと、悩んで来たこと、彼女に対する想いが、報われ始めている。死にたいくらい絶望で、悲しくて、辛くて、せつなくて、みじめだったこと…それが報われ始めているんだと。心の底から、嬉しい気持ち、ありがたい気持ち。好きな人が自分のことを好きになってくれることをどんなに願ってきたことか…。「生きててよかった」と…。雲間から光が指してくるように、恋愛がネガティブからポジティブに次第に変わっていきました。毎日が色鮮やかな日々になっていきました。

愛は性差という壁を超えるのだろうか…、そう思っていましたが、きっと、誰かを人として好きになれば、その壁はなくなるのだと思います。そして、告白をしてからは、同性だから無理ということではなく、一人の人間としての勝負なのだと思います。誰かを本当に好きになれば、相手を考え、自分を知り、人を想うことを学ぶことになります。気になり、不安になり、嬉しくなり、その全てが恋愛。その全てをもって、いかに誰かを愛すことができるか、それは異性も同性も関係がないこと。

付き合うことだけが恋愛の全てではありません。お互いを大切な存在だと想い、気持ちが通じ合うことだったり…。まだ私の恋愛ははじまったばかり、これからどんなことがあるかは分かりませんが、でも、未来ほど未知数なものはありません。彼女とは、何か、言葉で表せないような素敵な関係、いろんなものを乗り越えた、そんな関係が築けたらいいなと思っています。

人はどこかの段階で、自分が抱えている感情と向き合わなければならない時があるのだと思います。私は今がまさにその時でした。「自分は本当はどうしたいか…」その気持ちと向き合い、気持ちを解放した。過去の傷が癒え、自分のことを肯定でき、人として成長でき、そして、このブログを通して、辛かった経験を誰かのために活かしたいと考えるに至り…。ここまでできたこと、彼女との恋愛が仮に成就しなかったとしても、後悔など何もなく、良かったと、思うのです。

この数か月は、私の人生にとって、必要な数か月、意味のある数か月、本気で恋をした数か月だったと。

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